2026年、デビューから四半世紀という節目の年を迎えた。今なお彼女が復帰する兆しはなく、その現在を知る者もいない。おそらく今後も彼女がマイクを握る姿を見ることはないだろう。
だが、ふと耳にする「青い青いこの地球に」や「無色」のメロディは、2000年代初頭のあの空気感、誰もが抱えていた漠然とした不安と青臭い情熱を鮮明に呼び覚ます。失われた歌姫が残した歌声は、平成という時代が生んだ切なくも美しい軌跡として、これからも静かに聴き継がれていくに違いない。 (出典: 上原 あずみ(Yahoo!ニュース))