2026年の大阪・関西万博を経て、関西圏を訪れる海外旅行者の層は大きく変化した。これまでアジア圏が中心だったコリアタウンにも、欧米や中東からの個人旅行客(FIT)の姿が目立つようになっている。
フランスから訪れたというカップルは「道頓堀の喧騒とは違う、人々の生活と食文化が密着したリアルな活気に惹かれて来た。キムチ作りのワークショップにも参加したよ」と笑顔を見せる。多言語対応の案内板や決済システムのスマート化が進んだことで、言葉の壁を越えた文化体験の場としての評価が高まっている。大阪という都市が持つ多層的な歴史の厚みが、海外からの視線によって再発見されている格好だ。