毎週末と祝日に開催される名物イベント「活きいき馬関街(いきいきばかんがい)」は、卸売市場が巨大な海鮮屋台街へと変貌を遂げる圧巻の食の祭典だ。金曜・土曜は午前10時から、日曜・祝日は午前8時からスタートし、いずれも午後3時まで開催されている。だが、油断は禁物だ。人気のネタや限定の握りは正午を待たずに次々と完売の札が貼られていく。
通路の両側にズラリと並ぶ仲卸の特設ブースには、朝獲れの鮮魚が艶やかな握りとなって所狭しと並ぶ。1貫100円台の手頃なネタから、1貫500円を超える極上とらふぐまで、トングを片手に好きな寿司を選び取っていくスタイルはまさに大人のエンターテインメントだ。市場グルメの最高峰とも呼べるこの空間は、訪れる時間帯によって並ぶ魚の種類が刻一刻と変化するため、一期一会の出会いを楽しむ感覚がたまらない。