受験生にとって最大の関門となるのが入試の実質難易度です。中央大学高等学校の一般入試倍率は、募集定員が男女合わせて約100名程度と絞られていることもあり、例年2.8倍〜3.5倍前後の高倍率を推移しています。年度によって男子が跳ね上がる年や女子の出願が集中する年があり、倍率の急変動には注意が必要です。
入試本番で求められる中央大学高校の合格最低点ボーダーは、国語・数学・英語の3教科300点満点中、概ね190点〜210点(得点率約63%〜70%)が目安となります。出題形式は奇をてらった難問奇問が少ない分、標準から応用レベルの典型問題を確実に解き切る正確性が合否を分けます。特に数学では途中式の論理的な記述、英語では長文読解の速読力と語彙力が厳密に問われます。
一方、年明け1月に実施される推薦入試では、中央大学高等学校の推薦基準をクリアすることが前提条件となります。学校選抜において提出される中央大学高校の内申点・調査書のハードルは決して低くありません。
出願基準としては、9教科合計で内申点38〜40以上(各教科に「2以下」がないことなどの要件含む)が求められるケースが多く、公立中学校での定期テスト対策や平常点管理を完璧にこなしてきた優等生が集結します。入試当日は作文や面接、基礎適性検査が課され、倍率も2倍前後で推移します。
大手進学塾の指導員は、合格を勝ち取る生徒の共通点について次のように分析します。「内申点で基準を余裕を持ってクリアしている生徒でも、思考力や表現力を伴わない詰め込み型は面接や一般入試で弾かれます。受かる子は、なぜ他の中大附属ではなく後楽園のこの学校なのかという明確な言語化能力を持っています」。