運命のギアが動き出したのは、2010年公開の映画『時をかける少女』での共演だった。撮影現場での第一印象は、互いに「ストイックで妥協のない役者」。苛酷なロケ現場で演技論を戦わせる中、徐々に深まった信頼関係がすべての原点だ。当時から溢れ出ていたスクリーンの熱量は、キャスト間の化学反応そのものだったと言える。
その後、ドラマ作品での再共演を経て、二人の距離は一気に縮まった。役者としての力量を認め合っていたからこそ、交際に至るプロセスも極めて自然体だった。飾らない人柄に惹かれ合い、ごまかしのない対話を重ねた末のゴールイン。映画の現場で芽生えた互いへの敬意は、10年以上が経過した今も色あせることがない。