金屏風会見を経て関係修復が図られたかに見えましたが、二人の関係は修復不可能な段階に達していました。会見から間もなくして、二人は事実上の完全破局を迎えることになります。
決定的な破局理由として挙げられるのは、何よりも「結婚に対する価値観の乖離」でした。家庭を築き歌の世界から一歩引きたいという思いを抱いていたとされる明菜に対し、近藤は当時カーレースやタレント活動など自己の挑戦に夢中であり、結婚を急ぐ意思はありませんでした。
さらに、設立された新事務所の運営体制を巡るトラブルや、金銭トラブルに関する噂、周囲の大人たちの思惑など、純粋な男女の感情だけでは解決できない障壁が次々と重なり、二人の絆は完全に断ち切られることになりました。