長きにわたりライバル関係を築いてきた両国ですが、各競技の「歴代勝敗」を振り返ると、時代ごとの劇的なパワーシフトが見て取れます。
サッカーにおける通算成績では、1980年代から1990年代初頭にかけて中国が優勢だった時期もありました。しかし、1993年のJリーグ開幕と日本の育成改革以降、力関係は完全に逆転。公式戦における日本の無敗記録は20年以上にわたって継続しており、通算勝利数でも日本が大きくリードを広げています。
一方で、卓球における日中対決は世界最高峰のハイレベルな攻防が続いています。「卓球帝国」と称される中国は、シングルス・団体ともに世界ランキング上位を独占する絶対的存在です。しかし、張本智和選手や早田ひな選手をはじめとする日本勢が着実にその牙城を脅かしており、国際大会の決勝でフルセットにもつれ込む死闘が日常茶飯事となっています。
さらにバスケットボール(男子・女子)においても、かつてアジアを完全に支配していた中国に対し、八村塁選手や渡邊雄太選手らを擁して急速に力をつけた男子日本代表(AKATSUKI JAPAN)、そして緻密なチームプレーを誇る女子日本代表が真っ向から対抗。歴史的な勝利を挙げるなど、現在のアジアバスケ界はまさに「日中2強時代」の様相を呈しています。