ゴルフとの出会いは突然訪れました。父親の勧めを受けてクラブを握ったのは、10歳の夏。決して早いスタートではありません。しかし、練習場での一打が一瞬で彼の心を掴みました。ボールが白球を描いて空へ飛び出す爽快感。その魅力に取り憑かれるのに時間はかかりませんでした。
埼玉県内の練習場で汗を流す日々が始まりました。恵まれた体躯と持ち前の高い運動神経は、スイングの再現性を急速に高めていきます。周囲の大人たちが目を見張るほどのスピードで成長を遂げた彼は、ジュニア大会で次々と上位に食い込み、県内屈指の大器としてその名を知られるようになりました。