ゴム栓の交換で最も多いトラブルは「買ってきたのに水が漏れる」というものだ。なぜこのようなことが起きるのだろうか。原因は大きく分けて3つある。
1つ目は、ゴム栓が「完全な円柱ではない」ことを見落としている点だ。浴槽の排水口にフィットさせるため、ほとんどのゴム栓は上部が太く、下部が細い「テーパー状(円錐台)」になっている。上だけのサイズを測って購入すると、排水口の奥まで入りきらずに浮いてしまう。
2つ目は、経年劣化によるゴムの変形だ。長年使い古したゴム栓は、お湯の熱や水圧でふやけたり、逆に縮んで硬化したりしている。古いゴム栓のサイズをそのまま測っても、新品時の正しい数値とはズレている可能性が高い。
3つ目は、排水口の「フチ」の形状だ。排水口の金属パーツには、段差があるタイプと滑らかなスロープになっているタイプがある。この形状の違いを無視してサイズだけで選ぶと、隙間からじわじわとお湯が抜けていく原因になる。