小樽の記念館が閉館した後、ファンが最も気にかけていたのが、館内に飾られていた膨大な貴重品の行方だ。展示の目玉であった愛車「メルセデス・ベンツ300SLガルウィング」や、撮影で使用された銃器プロップ、さらには数々のヒット曲を生み出したマイクや衣裳など、昭和歌謡の歴史を彩る品々は厳重に保管・管理されている。
現在、これらの遺品は全国各地での特別企画展や限定イベントを通じて、不定期に一般公開される機会を得ている。名曲「銀座の恋の物語」や「夜霧よ今夜も有難う」のフレーズが聴こえてくるかのようなリアルな展示空間は、時を超えて新たな感動を呼び起こしている。