総合大学である長崎大学の強みは、多様なバックグラウンドを持つ学生たちが一つの目的に向かって集う点にある。
多様な学部生が集うダイナミズム
水泳部に所属する部員たちの専攻は多岐にわたる。文教キャンパスの教育学部や工学部、水産学部をはじめ、坂本キャンパスの医学部・歯学部・薬学部、片淵キャンパスの経済学部まで。専門分野も授業スケジュールも異なる学生たちが、夕方のプールサイドで一堂に会する。
「実験や実習で忙しい日々ですが、プールに来て水に入ると頭がリセットされます。真剣に水泳に向き合う仲間がいるから、勉強も競技も妥協せずに続けられます。」
専門書を抱えてプールに現れ、練習が終われば即座に課題に向き合う。時間を効率的に使う自己管理能力は、部活動を通じて磨かれる重要な資質だ。
経験者と初心者が響き合う練習環境
全学水泳部は、トップレベルの選手だけを歓迎する組織ではない。ジュニア時代から全国大会を経験してきた実力者から、高校時代は他部活に所属し大学から水泳に挑む者まで、幅広いレベルの選手が在籍する。熟練者が初心者にフォームのアドバイスを送り、初心者の直向きな姿勢がベテランの刺激となる。競泳という個人競技の枠組みを超えた、互いを高め合う文化がそこにある。