鹿児島から単身上京し、アルバイトを掛け持ちしながらチャンスを伺っていた若き日々。沢村一樹のキャリアは、トップファッション誌『MEN'S NON-NO』の専属モデルとして本格化する。抜群のプロポーションと洗練された佇まいでランウェイや誌面を飾り、瞬く間に注目を集めた。
だが、モデルとして頂点に立ちながらも、彼は甘んじることなく劇的な転身を図る。大手プロダクションである研音へ所属し、演技の世界へ足を踏み入れた。二枚目役に甘んじず、屈折した役やコミカルなキャラクターにも果敢に挑戦。甘いマスクの裏に隠された地道な泥臭さこそが、息の長い役者人生の確かな礎となっている。