『ココロジョジョル』を語る上で欠かせないのが、元ネタとなった伝説的ヒップホップグループ「SOUL'd OUT(ソウルド・アウト)」の存在です。実はSOUL'd OUT自体、メインMCのDiggy-MO'氏をはじめメンバー全員がジョジョの熱狂的ファンであり、劇場版アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』のテーマ曲に『VOODOO KINGDOM』を提供するなど、公式にも深い縁を持つアーティストでした。
『ココロジョジョル』の歴代シリーズでは、第1部「ファントムブラッド」から第6部「ストーンオーシャン」までの各部ごとに、SOUL'd OUTの多彩な楽曲トラックやリリックが巧みにサンプリング・マッシュアップされています。
代表的な元ネタ楽曲の構成例は以下の通りです。
・第1部〜第2部パート:重厚なビートと疾走感が特徴的な『VOODOO KINGDOM』や『ウェカピポ』のフレーズを織り交ぜ、波紋の戦いと宿命の対決をダイナミックに演出。
・第3部パート:名曲『Flyte Tyme』や『To All Tha Dreamers』のグルーヴに乗せ、承太郎とDIOの因縁、スタンドバトルの激闘を軽快かつ重厚にラップ化。
・第4部〜第5部パート:『1,000,000 MONSTERS ATTACK』や『ALIVE』などのアグレッシブなフローを導入し、杜王町のサスペンスとパッショーネの覚悟を鮮明に表現。
・第6部パート:壮大なスケール感を誇る『Catwalk』や『ルル・ベル』の旋律を取り入れ、徐倫たちの過酷な運命と一巡する世界を見事に描き切る構成。
各部のストーリー展開と楽曲のテンポが完璧にシンクロしており、音楽を聴くだけで原作の名場面が鮮烈に脳裏へ浮かび上がる構成美は、まさに圧巻の一言です。