開発を手がけたサントリーホールディングス株式会社は、当時「味覚」と「健康機能」の立ちはだかる壁に正面から挑んでいた。カルシウムは体に必要な主要ミネラルでありながら、独特の苦味やエグみがあり、ドリンクの味わいを損ねやすい大敵でもあった。
試行錯誤の末、開発チームが辿り着いたのはグレープフルーツ風味の微炭酸仕上げだ。カルシウム特有の癖を爽快感で包み込み、毎日ゴクゴクと飲み続けられる味わいに昇華させた。清涼飲料水業界における「健康系ドリンクは不味い」という固定観念を、見ごとに打ち破ってみせたのだ。
手軽に美味しくカルシウムが摂れるという直感的なベネフィット。それは成長期の子どもを持つ家庭から多忙なビジネスパーソンまで、幅広い層の心を瞬く間に掴んでいった。