世界を驚倒させた革新的な映像美といえば、巨匠ジェームズ・キャメロン監督の手掛けた『アバター』を外して語ることはできない。2009年の公開以降、世界歴代興行収入ランキングの最前線を走り続け、再上映を含めた世界累計興行収入は29億ドル突破という前人未到の記録を打ち立てている。
その『アバター』の背中に肉薄したのが、マーベル・スタジオが誇る超大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』だ。ヒーローたちが集結した圧倒的なクライマックスは、世界中の劇場を興奮の渦に巻き込み、一時的に首位へと踊り出た。だが、キャメロン監督は『アバター』の再上映によって見事首位を奪還。この二大巨頭による首位争いは、世界中の映画ファンを熱狂させた。
これらメガヒット作の裏で強大な存在感を発揮しているのが、巨額の配給網を握るウォルト・ディズニー・スタジオである。スタジオのマーケティング力と全世界同時公開の戦略が、世界規模のヒットを生み出す揺るぎない基盤となっている。