物語の舞台は、オズの国にある名門シズ大学。人と異なる緑色の肌を持ち、生まれながらに不可解で強力な魔力を秘めたエルファバは、周囲からの偏見と冷視の中で孤独に生きてきた。一方、容姿端麗で天真爛漫なグリンダは、学園のアイドルとして誰もが羨むスポットライトを浴びていた。対極の存在である二人は、ひょんなことから同室で暮らす羽目になる。
当初は反発し合っていた二人だが、互いの孤立感や飾らない素顔に触れる中で、徐々に唯一無二の友情を育んでいく。エルファバの悲しい生い立ちと、グリンダが抱く承認欲求の裏の繊細さ。シンシア・エリヴォ演じるエルファバの揺れる感情と、アリアナ・グランデが体現するグリンダの愛らしさと葛藤が交錯し、二人の過去は物語の重要な基盤となっていく。