言わずと知れた広大な面積を誇るのが北海道だ。その広さは単独で全日本の面積の2割以上を占め、他府県を圧倒する。大規模農業の展開や広大な森林資源の保持といった恩恵を受ける一方で、広大なインフラをいかに維持管理するかという地方自治の重い課題も突きつける。除雪作業の網羅や過疎地域の交通網確保など、面積が広いゆえの行政コストは計り知れない。
対照的に、最も面積が小さい自治体が香川県だ。かつては大阪府が国内最小であった時期もあるが、関西国際空港の建設など大規模埋め立てによって順位が入れ替わり、現在は香川県が最小位に定着している。しかし、コンパクトな県域は移動の利便性や高密度な行政サービスの提供という強みにも直結する。広大な大地と限られた県域、それぞれの規模がもたらす光と影は、地域の発展モデルの多様性を我々に物語っている。