「認知症かもしれない」「一人暮らしが危うい」と感じた際、最初に向かうべき公的窓口が地域包括支援センターの相談窓口です。各自治体に設置されており、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなどの専門職が高齢者の生活全般を無料で支援してくれます。
支援を受けるための核となる介護保険申請の手順と流れは以下のステップで進行します。
ステップ1:自治体窓口または包括センターで要介護認定を申請
本人または家族が市区町村の介護保険窓口に申請書を提出します。かかりつけ医の「主治医意見書」が必要となるため、事前に受診状況を確認しておきます。
ステップ2:訪問調査と認定審査
調査員が自宅を訪問し、本人の心身状態や生活動作を聴き取り調査します。一人暮らしの高齢者は調査員の前で「しっかりした自分」を取り繕う傾向があるため、日頃の困りごとをメモした家族の同席が推奨されます。
ステップ3:要介護度の決定とケアプラン作成
要支援1〜2、または要介護1〜5の判定が下りたら、担当するケアマネジャーへの相談手順へと進みます。ケアマネジャーは本人の状態に合わせた「ケアプラン(介護サービス計画書)」を作成し、デイサービスや訪問介護などの利用を手配します。