誤食後、最初に現れるサインは「激しい嘔吐」と「下痢」だ。早ければ摂取からわずか2〜3時間以内に胃の中のものを吐き出し始め、何度も嘔吐を繰り返す。その後、ぐったりとして元気を失い、激しい脱水症状や食欲不振、腹痛を訴えるようになる。
最も警戒すべきは、食後24〜48時間前後で発生する「急性腎不全」の症状である。腎機能が崩壊すると尿が作られなくなり(無尿・少尿状態)、血液中に毒素が溜まる尿毒症を引き起こす。完全に尿が出なくなってからの救命率は著しく低下するため、異変を感じた瞬間の迅速な対応が求められる。