映画界の寵児となった彼女が次に選んだステージは、テレビドラマのフィールドだった。世界的な社会現象を巻き起こしたNetflix配信作『梨泰院クラス』で、IQ162のソシオパス系インフルエンサー、チョ・イソ役を担当。従来のヒロイン像を鮮やかに破壊し、パク・ソジュン演じる主人公パク・セロイを一途に支え抜く強烈なキャラクターで、韓国ドラマの枠を超えたグローバルな人気を決定づけた。
その後に出演したロマンスドラマ『その年、私たちは』では、打って変わって繊細な心の揺れを描き出すクク・ヨンス役を熱演。学生時代の甘酸っぱさと、社会人としての現実的な葛藤をリアルに体現し、幅広い層から深い共感を獲得した。ひとつのイメージに安住せず、極端な役柄の間を自在に行き来する振り幅こそが、キム・ダミという俳優の真骨頂である。