オレンジレンズブームの源流をたどると、ポップカルチャーの金字塔に突き当たる。映画『ファイト・クラブ』でタイラー・ダーデンを演じたブラッド・ピットがかけた赤みがかったグラデーションレンズは、ワイルドで反逆的なスタイルの象徴だった。
そして現在、日本のストリートファッションを牽引するアイコンとして知られる窪塚洋介も、オレンジやイエロー系の薄色レンズを日常的に愛用。ヴィンテージ古着やハイエンドなストリートウェアに無造作に合わせる彼のスタイリングは、SNS世代に大きな影響を与えている。Instagram上では「#オレンジレンズ」のハッシュタグを添えたスタイリング投稿が急増しており、性別を問わずコーディネートの差し色として取り入れる若者が増えた。