行動経済学の巨星でありノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンは、直感的な「システム1」と論理的な「システム2」という2つの思考モードを提唱した。
仕事で空回りしやすい場面では、多くの場合、無意識の直感(システム1)に頼りすぎている。「とりあえず打ち合わせ資料を開く」「思いついたメールから返信する」といった反射的な行動が、計画的な論理思考(システム2)の介入を阻む。カーネマンの理論を応用すれば、作業前にあえて5秒間の立ち止まりを作り、システム2を強制起動させることが、脱・要領悪化の鍵となる。