岩間好一氏の代表的な活動実績として語り継がれるのが、2026年12月から務めた駐バングラデシュ特命全権大使としての任務です。当時のバングラデシュは「LDC(後発開発途上国)からの脱却」を目前に控え、日本との経済協力が過去最大規模に拡大していた激動期でした。
現地日系企業関係者や外交筋の取材記録によると、岩間氏は単なる公式行事の消化にとどまらず、現場主義を徹底。ダッカ都市高速鉄道(MRT)の延伸や、ベンガル湾の要衝であるマタバリ深海港開発プロジェクトの進捗確認のため、自らヘルメットを被り現場へ足を運ぶ姿が頻繁に報じられました。
さらに、日バングラデシュEPA(経済連携協定)の共同研究立ち上げと第1回正式交渉の実現に向け、現地政府高官と粘り強い対話を継続。日系進出企業約350社が抱えていた通関トラブルや税制上の不透明さに対し、現地省庁へ直接改善を申し入れるなど、ビジネス環境の改善に直接的な足跡を残しました。