与野党を問わず、現場の些細な不注意がネット上で一気に炎上するリスクも急増している。自由民主党をはじめとする各政党の選挙対策本部では、公職選挙法遵守の徹底を改めて通達する動きが目立つ。
記憶に新しい第50回衆議院議員総選挙の期間中も、陣営関係者が楽屋裏の豪華なケータリングや高級弁当の画像を安易にSNSへ投稿したことで有権者から批判が殺到し、選挙選終盤の情勢に影響を及ぼした事例があった。
近年ではYouTubeなどの動画共有プラットフォームにおいて、選挙事務所の裏側を追った密着動画や告発動画が即座に拡散される。NHK NEWS WEB等の大手報道機関が運動員の待遇や不祥事を報じる機会も増えており、かつてなら見過ごされていた現場の「慣習」が、瞬時に社会的な問題へと発展する時代になっている。