ファンの間で暗黙の共通認識となっているテンプレートといえば、我々だ学パロ生徒会と、対立あるいは共存する我々だ学パロヤンキーの2大構図です。公式が統一したガイドラインを発行しているわけではないにもかかわらず、なぜこれほど強固な「お約束」が成立したのでしょうか。その歴史を紐解くと、グループが初期から配信してきたコンテンツ群に我々だ学パロ元ネタの根拠が見出せます。
最も大きな源流は、マインクラフトをはじめとするゲーム実況内で頻繁に描かれた「国家運営」「権力闘争」「内ゲバ」のダイナミクスです。動画内で総統や書記長、暗躍する参謀といった役職を演じていたメンバーたちの関係性は、学校組織に置き換えた際、そのまま「絶対的権力を持つ生徒会」へとスムーズに翻訳されました。
たとえば、重厚なカリスマで全体を統率するポジションが生徒会長に据えられ、実務面を仕切るメンバーが書記長や副会長、圧倒的な戦闘力で場を制圧するメンバーが風紀委員長に配置されるといった配役は、動画内でのプレイスタイルと完璧に合致していました。一方、ルールに縛られず自由奔放に立ち回り、時に生徒会と激突するメンバー群には「問題児集団」や「ヤンキー」の属性が割り振られます。この「規律(生徒会)vs 逸脱(不良・ヤンキー)」の対立軸が、創作の劇的なストーリー展開を生み出す燃料となったのです。