日々の暮らしの中で、保護者はどのように我が子の頭を観察し、ケアに向き合えばよいのだろうか。日本小児科学会が発信する知見においても、過度な不安に陥ることなく、適切な観察ポイントを押さえることが推奨されている。
自治体が実施する「乳幼児健康診査」は、専門医や保健師が頭囲の発達や骨の状態を触診で確認する絶好の機会だ。日頃の抱っこや授乳の際には、頭の形に極端な左右差がないか、後頭部の特定部分ばかりに圧迫が加わっていないかを優しくチェックしよう。向き癖によって後頭部の一部分が平らになり、へこんで見えるケースも少なくないが、寝かせる向きを交互に変えたり、授乳時の体勢を工夫したりすることで自然と目立たなくなる場合も多い。