なぜここまで噂が拡大したのか。その背景には、当時の芸能界と宗教法人を巡る世間の過敏な空気感があった。新興宗教と芸能人の距離感は、昭和の時代から週刊誌の格好のネタとされてきた歴史がある。
特に大手メディアが注目するのは、タレントの「出家」や「契約解除」といったスキャンダラスな局面だ。根拠が曖昧であっても一度「信者ではないか」という噂が流れると、ネット上の掲示板やSNSで瞬く間に情報が拡散・尾ヒレがついてしまう。新木優子の場合も、そうしたネット空間特有の拡散メカニズムに巻き込まれた被害者の一人と言える。