小泉進次郎が多感な中高時代を過ごしたのは、神奈川県横浜市金沢区に校舎を構える関東学院六浦中学校・高等学校だ。キリスト教プロテスタントの精神に基づく伝統校であり、現在の偏差値は50〜55前後に位置し、堅実な校風と文武両道の教育理念で知られている。
当時の六浦は、自由闊達でありながら礼節を重んじる気風が満ちていた。名門政治家一家の次男という重圧を抱えながらも、進次郎は特別扱いを一切求めず、ごく普通の生徒として教室に溶け込んでいたという。目立つことを好むタイプではなく、休み時間には仲間と他愛のない冗談を交わし合う気さくな少年だった。教室の片隅で見せる飾らない笑顔は、すでに同級生たちを引きつける求心力を持っていた。