小林麻央と民間療法の真相|標準治療を遅らせた空白の18ヶ月と教訓

小林麻央と民間療法の真相|標準治療を遅らせた空白の18ヶ月と教訓

小林麻央と民間療法の真相|標準治療を遅らせた空白の18ヶ月と教訓を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

標準治療から距離を置いていた間、麻央さんが頼ったとされるのが多岐にわたる民間療法・代替医療でした。週刊誌の取材報道や関係者の証言によって明らかになった具体的な施術内容には、以下のようなものが挙げられます。

まず初期に頼ったとされるのが「気功師」による施術です。患部に手をかざして「邪気を払い、腫瘍のエネルギーを散散させる」と称する施術者に傾倒し、定期的に長時間の気功治療を受けていたと報じられました。さらに、体を芯から温めて免疫細胞を活性化させると宣伝される「酵素風呂」への通院や、自宅に高額な水素発生装置を導入して行う「水素温熱療法」、さらには特殊なジュースによる食事療法なども並行して行われていました。

そして2017年、週刊新潮をはじめとする大手メディアが報じたことで社会問題化したのが、東京・港区に存在した「首藤クリニック」への通院でした。同院は当時、水素風呂や高濃度ビタミンC点滴、さらには未承認の臍帯血(さいたいけつ)投与などをがん患者に対して自費診療で提供していたことで知られています。

後に同クリニックの院長は、国の許可を得ずに他人の臍帯血を患者に投与していたとして再生医療安全性確保法違反の容疑で逮捕されました(2017年8月)。麻央さんが臍帯血投与そのものを受けていたか否かについては確固たる証拠はありませんが、同院の提供する水素温熱療法などに多額の自費診療費を投じ、完治への望みを託していた事実は複数のメディアで裏付けられています。

これらの代替医療は、「副作用がなく、免疫力を飛躍的に高めてがんを自然消滅させる」といった甘美な言葉で患者を惹きつけます。しかし、それらは進行したがんの増殖スピードを抑える力を持たず、結果としてがんの局所進行および遠隔転移(骨や肺への転移)を許す時間を与えてしまったのです。

石川 優花
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石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。