移動の第一関門となるのがターミナルまでのアプローチです。鉄道を利用する場合、西大分駅からのアクセスは徒歩で約10〜15分(距離にして約800m〜1km)と比較的良好です。駅前広場から国道10号線に出て海側へと進むシンプルなルートですが、歩道の段差や夜間の視認性には配慮が求められます。キャリーケースを引いての移動や小さな子ども連れの場合、体感時間は15分以上かかるケースが目立ちます。
大分駅前からの直行路線バスも運行されており、西大分港フェリーターミナルバス時刻表に合わせた移動が最も足腰への負担を減らせます。大分交通が運行する路線バスはフェリーの出航時刻に配慮されたダイヤ設定がなされていますが、天候や市街地の夕方ラッシュによって遅延が生じる恐れがあるため、最低でも1本早い便を選ぶ余裕が必要です。
自家用車をターミナル周辺に留め置くユーザーが最も警戒すべきは、西大分港フェリーターミナル駐車場のキャパシティと料金体系です。港湾管理上のルールにより、敷地内の駐車場は長期間の完全無料放置ができるスペースではありません。乗船者向けの割引・提携措置や指定エリアの収容台数には限りがあり、連休中は満車によって入庫待ちの列ができる事態も散見されます。神戸側へマイカーを乗せていく「車両航送」を行わず、港へ車を置いて人間だけが往復乗船する場合は、近隣コインパーキングの事前リサーチが欠かせません。