メインキャスト陣の中で中心的な役割を果たしたのが、主人公・愛城華恋を演じる小山百代と、神楽ひかりを演じる三森すずくだ。劇団四季などの舞台経験を持つ小山百代の圧倒的な発声と演技力は、舞台空間の雰囲気を一瞬で変える迫力を持つ。彼女の軸のぶれないパフォーマンスが、チーム全体の演技の底上げに大きく貢献したことは疑いようもない。
一方で、数々の大ヒットアニメでトップランナーとして君臨してきた三森すずこは、豊かな表現力と圧倒的なオーラで作品全体を引き締めた。経験豊富なベテランと舞台の申し子が火花を散らすことで生まれた化学反応は、他のキャストたちにも大きな刺激を与え、作品の強度を飛躍的に高めたのだった。