しかし、節約には限界がある。どれだけ切り詰めても、手取り16万円という絶対的な数字が変わらなければ、将来への不安は消えない。そのため、2026年の若者たちの間では、副業やリスキリングによる「収入のベースアップ」を目指す動きが急速に活発化している。
クラウドソーシングを利用したデータ入力やライティング、動画編集など、平日の夜や週末の数時間を使って月2〜3万円を稼ぐ人は珍しくない。また、会社の資格手当を狙って勉強に励むなど、自らの市場価値を高める努力をする人も増えている。ただ耐えるだけの節約生活から、攻めの姿勢へシフトすることが、閉塞感を打破する特効薬になり得るのだ。