音楽配信サービスの普及やSNS発のヒットが主流となった現代において、西野カナの存在は特異だ。彼女の歌は、単なる流行歌を超えて、聴き手の人生の1ページと強く結びついている。今回のMステ出演は、単なる新曲のプロモーションにとどまらない、時代の節目を感じさせるものだった。
かつて彼女のラブソングに救われた10代や20代は、今や社会人となり、親世代になっている者も少なくない。その彼女たちが再びテレビの前で彼女の姿を目にしたとき、当時の記憶が鮮明に蘇ったのだ。懐かしさだけではない、現在の彼女が放つ新しい魅力が、現代の音楽シーンに新鮮な風を吹き込んでいる。