オルチャンメイクのルーツを探る上で欠かせないのが、言葉そのものの背景です。「オルチャン(얼짱)」とは、韓国語で「顔(オルグル)」と「最高・一番(チャン)」を掛け合わせた造語で、「ネット上で話題の美男美女」を指すスラングとして2000年代中盤に誕生しました。自撮り写真やコミュニティサイトを通じて広まった彼女たちの独特なメイク手法が、日本をはじめアジア全域に爆発的なブームを巻き起こしたのが始まりです。
オルチャンメイクの象徴的な特徴として、以下の5大要素が挙げられます。
- 透き通るような白さとツヤを持つベースメイク(水光肌)
- あどけなさと優しさを演出する太めの平行眉
- ぷっくりとした立体感で愛らしさを強調する涙袋
- 目尻を下げて目幅を拡張するタレ目アイライン
- 唇の中央からじゅわっと滲み出るグラデーションリップ
これらのパーツ作りは、顔全体の重心を下げて童顔に見せる黄金比率に基づいており、現在日本で定番となっているアイドルのステージメイクや日常メイクの基盤を築きました。