掲示板発のローカルなスラングだった「わんわんお」が、ネットカルチャー全体を代表する言葉へと飛躍した背景には、ニコニコ動画を中心とする動画共有サイトの隆盛が存在します。
特に大きな契機となったのが、初音ミクをはじめとするボーカロイド楽曲(ボカロ曲)や派生アニメーションへの起用です。アップテンポで中毒性の高いメロディに乗せて「わんわんお!」とコールする楽曲が複数投稿され、歌ってみた・踊ってみた動画を通じて10代から20代の若年層へと一気に認知が拡大しました。また、ゲームやアニメの公式キャラクターが犬耳を生やして駆け寄るシーンなどに視聴者が一斉に「(∪^ω^)わんわんお!」と弾幕コメントを打ち込む文化が定着し、ネットユーザー共通のミームとして確固たる地位を築きました。