ワーナーのグローバルIPと日本のアニメクリエイターによる融合。その試金石となったのが、DCコミックスの強烈なキャラクターたちが暴れ回るアニメ作品『異世界スースサイド・スクワッド』だ。従来のヒーローアクションの枠組みを破壊し、異世界転生という日本独自のトレンドを掛け合わせたこの作品は、国内外の視聴者に鮮烈なインパクトを与えた。
日本国内で制作されたアニメーションが、ワーナーの巨大な世界的流通網に乗って世界同時に跳躍する。このスキームは、過熱する日本アニメ産業に「世界のハリウッド資本が直接プロダクションを支援し、グローバル規模で回収する」という新しいビジネスモデルを提示した。ダークファンタジーの要素を組み込んだ異色作の成功は、同社のアニメ事業が次のステージへと移行したことを力強く証明している。