万歳の本当の意味とは?手の向きで「降参」になる噂の真相とマナー

万歳の本当の意味とは?手の向きで「降参」になる噂の真相とマナー

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近年ネット上やマナー講座で論争を巻き起こしているのが、万歳における手のひらの向きです。「手のひらを正面(相手側)に向けて万歳をすると、それは降参・白旗のサインになってしまうため大変失礼だ」という指摘を耳にしたことがある方も多いでしょう。

結論から言えば、万歳と降参の違いは手のひらの向きと身体の姿勢に明確に表れます。降参のポーズは「武器を握っていないこと」を相手に示すため、手のひらを相手に向けて両手を軽く広げる姿勢が国際的な共通認識です。これに対し、正式な祝意を表す万歳では両腕を耳の横へ真っ直ぐ上に伸ばし、手のひらを内側に向かい合わせるのが正しい所作とされています。

過去には「万歳三唱令」という明治時代の太政官布告を模した怪文書(パロディ文書)が出回り、国会でも取り上げられる騒動がありました。この文書自体は偽物ですが、そこに記された「両手の手のひらを内側に向け、垂直に挙げる」という身体作法自体は、伝統的な礼法や宮内庁の儀礼動作に即した美しい形として広く受け入れられています。お祝いの場で手のひらを前に向けて手を振るような挙動は、厳粛な場での立ち振る舞いとしては避けたいところです。

斉藤 蓮
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斉藤 蓮

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