もし今、目の前で苦しんでいて予約が取れない場合、ただ待ち続けるのは危険だ。まず検討すべきは、地域の「精神保健福祉センター」や保健所への相談である。これらの公的機関は、比較的早く相談に乗ってくれるだけでなく、緊急性が高いと判断された場合に受け入れ可能な医療機関を紹介してくれるルートを持っている。
次に、新しく開院したばかりのクリニックを狙う方法がある。長年営業しているクリニックは既存の再診患者で埋まっているが、新規開院の医院は比較的予約枠が空いていることが多い。SNSや地域の医療情報サイトをこまめにチェックすることが突破口になる。
最後に、かかりつけの内科医に相談し、紹介状を書いてもらうルートだ。他科からの紹介状がある場合、精神科側も優先的に予約を受け付けるケースがある。一人で抱え込まず、他科の医師をゲートキーパーとして頼るのも有効な手段だ。