大殺界は単なる不運の3年間ではなく、それぞれ異なる特徴を持った3つの段階(陰影・停止・減退)に分かれています。六星占術の理論において、この3段階の推移を正しく理解することが、災厄を最小限に食い止める第一歩です。
第1フェーズの「陰影(いんえい)」は、大殺界の始まりを告げる年です。それまで順調だった物事に突如として暗雲が立ち込め、親しい人とのトラブルや裏切り、判断力の低下が目立ち始めます。特に土星人は生真面目で他人を疑わない気質があるため、甘い投資話や見せかけの好条件に騙されやすい傾向があります。
第2フェーズの「停止(ていし)」は、運気の冬の最も深い底です。すべての活動エネルギーが凍結し、自分の力ではどうにもならない八方塞がりの状況に陥りやすくなります。この時期にもがいて状況を好転させようと新規事業を立ち上げたり、転職を強行したりすると、雪だるま式に被害が拡大します。
第3フェーズの「減退(げんたい)」は、大殺界の最終段階です。運気の底は脱したものの、まだ内面には疲労と余波が色濃く残っています。気の緩みから思わぬ事故や健康被害、身内の不幸など「精神的なダメージ」を受けやすい時期であるため、翌年の「種子」を迎えるまでは決して油断してはなりません。