蕁麻疹は、一見すると虫刺されや軽度の湿疹と区別がつきにくい。しかし、PM2.5に起因するケースには特有のパターンが存在する。
日本皮膚科学会の診療ガイドラインに詳しい専門家は、次のように語る。「帰宅後や屋外での作業後に、首元や顔周り、腕などの露出部位に境界が明瞭な膨疹(赤い盛り上がり)が突如現れるのが特徴的です。数時間で消えることもありますが、別の部位に次々と広がっていく悪循環に陥ることも珍しくありません。」
重症化すると、痒みだけでなく熱感や強い痛みを伴うことがある。放置すれば慢性蕁麻疹へと移行し、数ヶ月以上にわたって日常生活を脅かす恐れがあるため、初期段階での適切な対処が求められる。