実際の定期テストで出題される可能性が高い頻出問題をまとめました。試験前の最終チェックに活用してください。
【問1:内容理解】
傍線部「深きゆゑあらん」とあるが、聖海上人はなぜそのように考えたのか。理由を簡潔に説明せよ。
【模範解答】
神社の前に置かれた獅子と狛犬が、通常とは異なり互いに背を向け合って立っていたため、何か神仏の特別で深遠な由緒や奇跡があると思い込んだから。
【問2:心情把握】
傍線部「いかに殿原、殊勝の事は御覧じ咎めずや」という聖海上人の発言には、どのような気持ちが込められているか。最も適当なものを答えよ。
【模範解答】
類まれな奇跡に自分だけが気づき、それに気づかない同行者たちを浅はかだと見下しつつ、自分の発見を誇らしく誇示したい気持ち。
【問3:文法問題】
傍線部「上人の感涙いたづらになりにけり」における「に」「けり」の文法的な説明(助動詞の種類・活用形・意味)を答えよ。
【模範解答】
・「に」:完了の助動詞「ぬ」の連用形
・「けり」:詠嘆の助動詞「けり」の終止形(意味:〜だったことだなあ/〜てしまった)
【問4:主題理解】
この段落全体を通じて、兼好法師が風刺・批判している人間の性質は何か。30字以内で説明せよ。
【模範解答】
事実を確かめず、知識や思い込みだけで物事を深読みして早合点する愚かさ。(35字)