肉体面や金銭面だけでなく、精神的な孤立感も当事者を悩ませる大きなハードルです。保育園や幼稚園、小学校のコミュニティにおいて、高齢出産ママ友付き合いに特有のやりにくさを感じる母親は多く存在します。
周囲の母親がひと回り以上年下である場合、話題や価値観のギャップから輪に入れず、「自分だけ浮いているのではないか」「若いお母さんたちから見下されているのではないか」といった過度な自意識に苛まれるケースがあります。社会人として培ってきたキャリアやプライドが、かえって地域の母親コミュニティでの自然な振る舞いを難しくさせてしまう側面も否定できません。
また、40代出産後悔したこととして非常に多くの人が挙げるのが、「きょうだいを作ってあげられない」という自責の念です。加齢による妊娠率の低下、体力の限界、そして家計の許容量を冷静に計算した結果、高齢出産二人目諦めたという選択に至る家庭は数多くあります。「一人っ子で寂しい思いをさせているのではないか」「親が早くに老いていくのに、子どもに将来の負担を背負わせてしまう」といった葛藤が、母親たちの胸を締め付け続けています。