実は、日本の食品メーカーは黙って指をくわえていたわけではありません。企業の技術革新は凄まじく、現在流通している家庭用マーガリンの多くは、水素添加を行わない製法へとシフトしています。その結果、トランス脂肪酸の含有量は劇的に減少しました。
現在の主要メーカーの製品に含まれるトランス脂肪酸は、100gあたり1g未満、製品によってはバターよりも少ないレベルに抑えられています。つまり、「トランス脂肪酸が危険だからマーガリンを避ける」という理由は、現代の家庭用マーガリンにおいてはすでに過去のものとなっているのです。