ふたりの原点となったのは、1979年に放送を開始した伝説のドラマ『3年B組金八先生』第1シリーズ(TBS系)でした。田原俊彦が演じた沢村正治、近藤真彦が演じた星野清、そして野村義男が演じた梶浦裕二の3人は瞬く間に女子中高生の心を掴み、「たのきんトリオ」として一大ブームを巻き起こします。
ふたりのプロフィールと年齢を比較すると、田原俊彦が1961年2月28日生まれ、近藤真彦が1964年7月19日生まれであり、学年としては田原が3学年上の先輩にあたります。ジャニーズ事務所への入所も田原が先で、近藤にとっては背中を追いかける憧れの兄貴分でもありました。
歌手デビュー以降のチャート争いも熾烈を極めました。1980年6月に田原が『哀愁でいと』で鮮烈なソロデビューを飾ると、同年12月には近藤が『スニーカーぶる〜す』でミリオンセラーを記録。続く田原の『ハッとして!Good』『抱きしめてTONIGHT』、近藤の『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』など、リリースするシングルがことごとく大ヒットを記録し、1980年代の音楽賞レースをふたりで独占していったのです。