市場のトレンドも大きな転換期を迎えている。これまで化粧品市場を中心に回っていたヘルスケア産業は、内側からのアプローチを重視するインナービューティ市場へと急速に軸足を移し始めた。自律神経を整えるサプリメントや、腸内環境に特化した発酵食品の売上は前年比で大幅な伸びを記録している。
塗るだけの美容法から、眠りや食生活、整腸作用を網羅した総合的なアプローチへ。生活者が消費に求める価値が「一時的な取り繕い」から「持続可能な身体の健全性」へと変化したことで、企業の製品開発やマーケティングのあり方そのものが根本から見直されている。