3年半にわたり土曜の午後を彩った『桜っ子クラブ』は、1994年9月に惜しまれつつ放送終了を迎え、さくら組も自然解消という形で活動にピリオドを打ちました。
解散の背景には、主に2つの決定的な要因が存在します。
第一に、「メンバー個々のソロ活動の本格化」です。菅野美穂のドラマブレイク、持田真樹の女優評価の高まり、加藤紀子のバラエティ進出など、個々のタレント性が開花した結果、ひとつのグループとしてスケジュールを拘束することが物理的に困難となりました。
第二に、「番組MCだったSMAPの爆発的ブレイク」です。1994年に入るとSMAPは音楽シーンのトップに躍り出て、全国ネットのゴールデンタイム番組に主戦場を移していきました。番組初期の「育成枠」から巣立った出演者たちの成長そのものが、番組の役目を完結させたと言えます。