どれほど優れた寝具であっても、使う人の体型やマットレスとの相性が合っていなければその真価を発揮することはできない。テレビやメディアでも活躍する快眠セラピストの三橋美穂氏をはじめ、日本睡眠学会に所属する多くの専門家たちも、睡眠時の頚椎の角度と呼吸のしやすさの相関関係について強く喚起している。
失敗しない安眠寝具選びの鍵は、敷布団やマットレスの沈み込み量を考慮した高さ設定にある。硬めの敷布団を使用している場合は枕をやや高めに、逆に柔らかいマットレスでは頭部が沈むため枕を低めに設定するのが基本のセオリーだ。製品に付属している補充用パイプを活用し、鏡を見たり家族に確認してもらったりしながら、仰向け時に目線が垂直よりやや足元側(約5度〜15度傾斜)を向くポジションを探り当てることが、後悔しないための最大のテクニックと言える。