TBSの看板コンテンツである『水曜日のダウンタウン』は、その攻めた企画力で常に高い注目と隣り合わせの議論を呼んできた。限界ギリギリを攻める企画はバラエティ番組の醍醐味である反面、一歩間違えれば視聴者の不快感を煽り、批判の標的となるリスクを常に抱えている。一方で、歴史ある報道番組『サンデーモーニング』では、コメンテーターの発言や特定の政治的スタンスをめぐる指摘が度々炎上の引き金となってきた。
エンターテインメントを追求するバラエティと、公平中立が厳しく求められる報道。両者が抱える課題の根底には、制作者側の「これくらいは許されるだろう」という過去の慣習と、リアルタイムで監視するネットユーザーの厳しい視線とのギャップが存在する。ジャンルは違えど、一度火がついた批判が一気に拡大する構造はまったく同じだ。