騒動から時が流れた今、私たちが得た教訓は何だったのか。それは、どれほど強力なコミュニティを築き上げたクリエイターであっても、現実社会の倫理規範や誠実さを軽視すれば、一瞬にしてその基盤が揺らぐという身も蓋もない事実だ。同時に、視聴者の側もまた、画面の向こう側にいる生身の人間に対してどこまで介入すべきなのかという倫理的踏み絵を迫られた。
熱狂が去った後の配信界は、少しずつ大人になりつつある。面白さと責任の釣り合いをどう取るか。個人の魅力を武器にするストリーマーたちが生き残るための条件は、あの日を境に確実に書き換えられたのだ。 (出典: 本郷愛 加藤純一(Yahoo!ニュース))