SpeedQBの台頭は、既存のサバイバルゲームコミュニティに大きな議論を巻き起こした。それが「ミリシム(Milsim:Military Simulation)」派と「スピードソフト(Speedsoft)」派の対立である。
ミリシム派は、実銃の挙動、戦術的な連帯、そして軍装の再現性を重んじる。彼らにとってサバゲーとは雰囲気を楽しむロマンの世界だ。一方、SpeedQBに代表されるスピードソフト派は、実在の軍隊など気にも留めない。カラフルなウェアを身に纏い、滑り込み、超高速で弾を連射する。
「リアルさがない」「邪道だ」という批判の声は初期において少なからず存在した。しかし、SpeedQBは独自の競技性とアスリート精神を提示することで、その批判を撥ね退けた。現在では、二つの文化は異なるジャンルとして明確に棲み分けられている。